あじさいの七変化
2016/06/23|スタッフブログ
梅雨前線の停滞で今週は雨に悩まされますね(^_^;)
さて梅雨と言えばアジサイの花が象徴的ですが、雨に濡れた姿はやはりアジサイによく似合いますね。先週の日曜日、この時季に訪れる人も多い鎌倉あたりを散歩してきました。予想通りの混雑はどこへ行っても同じでした。アジサイ寺としても有名な明月院は北鎌倉の駅を降りたすぐから行列が続き、その行列は山門を潜ってからも延々と。今やスマホを持った人すべてがカメラマン状態。なるほど・・・・行列の原因に納得。アジサイを見に来たのか人を見に来たのか・・・・兎も角も、アジサイだけに目を向ければそこにはあざやかな色彩が広がってみごとな景色を見せてくれます。ここ明月院のアジサイは日本原産品種のヒメアジサイが多く、玉になった花の房がかわいらしい形をつくっています。ほかにもアジサイは品種改良が進み、新しい品種が咲き誇っていました。美しい青やピンクの花色は土の中のアルミニウムとアントシアニンが反応して発色することを知りました。酸性の土壌にはアルミニウムがよく溶けだし、鮮やかな青となり、そうでないアルカリ性の土壌ではピンクの花となるそうですね。中には白いアジサイもありますが、色素がないので土壌に関係なく白いままだうです。
アジサイを堪能した後は当然お腹もすき、食を求めて・・・・けれど当然、お茶をしたくても食事をしたくても、この人の波が押し寄せていくわけで。下調べして行ったお店はどこも入れずじまい。こんどは平日に訪れたい鎌倉散歩でした。